黒い病院にゃんこのくまもんです。
人見知りです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。 船橋の動物病院かつまペットクリニックです。
一次診療はもちろん、眼科・整形にとくに力を入れ、
こんにちは、獣医師、ペット栄養管理士、ペット食育士、ヒルズ・ロイヤルカナンフードマイスター、の藤井です。
今朝ペットちゃんに何をあげましたか?
よく診察室で「このコにどんなごはんがいいですか?」ときかれます。
健康状態に問題のない、普通に元気なコ、には「好きな総合栄養食(おやつではない、ペットフード)です」とお答えします。
でも飼い主さんはちょっとがっかりされる(ような気がする?)ので、「ただし新鮮なものを」と付け加えます。
新鮮なフード?ってなんでしょう。作りたて?ではありません、開けたて、です。
大学の動物病院で消化器科の研修をしていたとき、教授は必ず「どんなフードをどのくらいの期間で食べきっているか」を確認していました。
理想は2週間です。
みなさん1~2ヶ月は当たり前でした。
でも質の高い、いわゆるいいごはんのほうが、酸化しやすかったり変質しやすかったりするのです。
1ヶ月開けてからなにも変わらないポテトチップやコーンフレークってどうでしょう、湿気たりおいしくなくなってたりしませんか。
フードは中身にこだわるのはもちろんですが、開けてからの時間を気にしてほしいです。
ちなみに冷蔵保存は、出し入れする際に結露が生じるため、フードメーカーもおすすめしていません。
冷凍保存は、いわゆる冷凍焼けしないよう、1~2ヶ月が目安です(解凍は自然解凍)。
でも小分けするとか、冷凍保存とか手間でありませんか。
結局は、そのコが好きなフードを、小分けになっているものや、小さいサイズのもので購入されることをおすすめします、です。
では健康状態に問題があって処方食を食べているコは?
開けたて、により!こだわりましょう!!
特に肝臓、消化器に問題のあるコは要注意です。
来月よりそんな処方食やサプリメントを、病院でお得に購入していただけるサービスを始めます。
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