スタッフブログ

ふなばし動物医療センター かつまペットクリニックのスタッフブログ

KPC 😺Cat Friendly😺通信⑤

 

皆さんこんにちは!

 

今回は【猫のトイレ】について簡単にお話しします!

 

猫を飼育するにあたり、トイレの選択はとても重要です。
そのトイレが気に入らなかったり何かしらの問題があると、トイレを我慢して病気になったり、トイレではない所で排泄をしてしまったりと問題行動にも繋がってしまいます。

 

そのためにも、自分のおうちの子にベストなトイレを見つけることが大切になります⚠️
そして、これから新しく猫を迎えるという方にも、トイレの重要性を知っておいて頂きたいので、是非目を通して頂けると嬉しいです😊

 

①トイレの数
猫は本来、トイレの場所を1箇所に決めずに縄張りのあちこちで排泄をします。
家の中にトイレが1つしかないと、猫が排泄をするトイレを選べない状態になってしまいます。

トイレの数は頭数+1つ以上置くようにしましょう。
多頭飼いの場合は、猫たちをグループ分けして、そのグループ+1つ置くようにしましょう。

グループ分けは、寄り添って寝ているかどうかで判断出来ると言われています。

 

②設置場所
食事・寝床から2m以上離します。
目立たず静かな場所で、いつでもアクセスしやすい場所に設置すると良いです。

 

③猫砂
猫砂には様々ありますが、細かいタイプが好まれます。
大きいタイプは足場の不安定さから好まれないことが多いです。
砂の深さは5cm以上にし、掘っても底が見えないのが理想です。

 

④トイレのサイズ
トイレのサイズは、猫の体長の1.5倍以上のサイズのもので、

ある程度の深さのあるものが理想です。
高齢猫など、段差を乗り越えるのが困難な猫には浅いものを用意してあげます。

 

⑤トイレの形状
形状は様々ありますが、主にオープン型ドーム型に分けられます。

 

《オープン型》
メリット…解放感があり、においがこもりにくい

デメリット…設置場所に気を付けないと落ち着いて排泄することできない。

砂も飛び散りやすく、飼い主様の掃除は大変。

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《ドーム型》
メリット…人目を避けて排泄することができ、砂の飛び散りもそこまで気にする必要がない。
デメリット…においがこもりやすいので、よりこまめに掃除をしないと、使用済みと認識されてしまい、このトイレを使ってくれない場合も考えられる。

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あくまでもこれらは一般論なので、最終的には個々の猫の好みを見つける必要があります。


トイレが上手く出来ないと、最初は大変かもしれませんが、めげずに猫ちゃんの気に入るトイレを見つけ出してあげてください( ˇ  ˇ )

 

そして、人も猫ちゃんも、ストレスなくのびのびと暮らせることを願っています😊
トイレのことでお悩みがありましたら、お気軽にスタッフにお尋ねください♪