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かつまペットクリニックのスタッフブログ

処方食フードのご紹介~小麦フリーのごはんの効能

こんにちは、獣医の藤井です。

 

 

週末、獣医神経学会に岩手県は盛岡に行っていました。

 

 

学会に参加したのは3つの目的で

#1 学会認定獣医神経学講習をうけるため

#2 神経学会会長に大学時代の恩師がなられたためお祝いするため

#3 特発性脳炎に対する食事コントロールについて研究者に質問するため

です。

 

 

講習は全て受講するには年単位の時間が必要です。

でも日進月歩の獣医神経学なのでがんばってついていきたいです。

 

また学生時代さんざんお世話になった先生が会長になられての初講演をきき、いろいろお話しもできたのはうれしいことです。

 

 

さて、去年東京大学を退職された非常に優れた研究者である松木先生が、特発性脳炎 MUOの犬の病態について、以前から次のようなことを言われています。

 

「すごく簡単に説明すると、

犬が小麦を食べる

→小麦に含まれるグルテン(タンパク質)が異物と認識されて抗体ができる

グルテンに対する抗体が脳の細胞にもくっつく

→脳が異物と認識されて炎症が起こる、というわけです。

小麦グルテンに対する抗体(脳の細胞に対する抗体でもある)は、壊死性髄膜脳炎(いわゆるパグ脳炎)だけではなく、壊死性白質脳炎ヨークシャー・テリアやチワワで起こるタイプの脳炎)や肉芽腫性髄膜脳脊髄炎(GME)の犬でも見つかります。」

 

特発性脳炎は基本治らない、場合によっては死亡することも少なくない、難しい病気です。

病気になった部分の脳は治らないので、発症したらあらゆる治療でその進行を食い止めることが必要です。

 

その治療のひとつとして、小麦グルテンフリーの仮説を唱えられているのですが、実験や調査が難しく、論文化されていません。

そのためその仮説を詳しくデータを示されながらお話しされる今回の学会は貴重でした!

 

 

✳念のため繰り返しますが、これは

「特発性脳炎の犬」

での話であって、犬がみんなこうなるとは言っていませんので、過剰に心配されませんように。

ご関心のある方は、診察にきていただければくわしくご説明します。

 

 

ちなみに、麦フリーのごはんはいろいろあります。

 

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ちょっと高価ですが、こちらはこの製品を純度をあげて作るため、専用の工場を作った、めちゃめちゃピュアな単一タンパク質のフードです。

 

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当院は毎週火曜日はフードの日、処方食やおやつ、サプリメントが10~20%割引でご購入いただけます。
お気軽にお電話ください。

 

 

 

一泊二日でしたが、めいっぱい盛岡を満喫しました!

盛岡三大麺、わんこそばだけ食べ逃しました~(時間の都合上、天ぷらそばに)、これはまた次の機会に。

 

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冷麺

 

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じゃじゃ麺

 

ふだんはラーメン派ですが、どっちもとてもおいしくいただきましたヽ(´ー` )ノ