こんにちは、動物看護師の晝八です。
昨年の話になりますが、12月に看護師の細谷と一緒に、『ワンちゃん、ネコちゃんのシニアケア講座』というセミナーを受講してきました✨
全4回のこのセミナー、第1回・第2回目は、「老化に伴う行動の変化」や、
「高齢期の疾患」について学びました。
高齢になるにつれて、ワンちゃんもネコちゃんも、体や行動に変化が出て来ます。
「もう年だから、呆けてしまっているから、しょうがない」と飼い主様が思われているような事でも、実はその原因を取り除いてあげたり、環境を整えて工夫してあげるだけで、改善できることもあります!
例えば、『排泄の失敗』。
「高齢だから」だけではなく、
①泌尿器疾患や内分泌疾患による頻尿、多尿
②心疾患がある為に、トイレまでの移動・運動が辛い
③視力の低下の為に、暗い部屋ではトイレに辿り着くことが出来ない
④足腰の痛みのために、段差のあるトイレに入ることが出来ない、トイレまで辿り着くことが出来ない…
などなど、色々な原因が考えられます。
治療が必要なこともありますが、③の場合は、部屋にフットライトを付けてあげたり、トイレまでの道にマットを敷いてあげることで、「このマットを進めばトイレがある!」と分かり、目が見えなくてもトイレまで辿り着くことが出来るようになります。
④の場合でも、段差のないトイレにしたり、アクセスしやすい場所にトイレを置いてあげることで、
きちんと排泄が出来るようになることもあります。
「いつもと違うかも?」と気付いたことがありましたら、どんな些細な事でもご相談下さい(*^^*)
飼い主様の気付きが、病気の早期発見に繋がることもあります😊
シニアケア講座は残り2回、「栄養学」「シニア期のケア」について学ぶ予定です!
最後に、我が家のぴーちゃんの写真を♡
人の飲みかけのコップに乗るのが大好きなぴーちゃん、
乗っては怒られ、それでもめげずに乗って怒られ…毎日怒られるスリルを楽しんでいる、いたずらぴーちゃんです(。-_-。)