スタッフブログ

ふなばし動物医療センター かつまペットクリニックのスタッフブログ

心臓のお話

 
こんにちは、獣医師の遠藤です。
 
まだ残暑が続き、世の中がコロナに渦巻いている中、在宅されている方も多いことでしょう。
 
おうちのワンコと猫ちゃんと過ごす時間も増えてきて、いつも元気な様子でもちょっとした変化にも気づきやすい期間であるとも言えるのではないでしょうか。
 
今回お話するのは、心臓の病気のお話です。
 

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なぜ心臓なのかというと、理由は2つ。
 
1つ目は早期発見が治療開始時期を早めることが出来るからです。普段より長い時間一緒に入られる今だからこそ、十分注意して見ることができると思います。
 
そして2つ目は僕が循環器動態にとても興味があるからです。大学でも循環器専攻で、一番時間をかけて考えてきた分野でした。
 
さて心臓の病気では、よくみられる兆候があります、それは「咳」です。

 

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もちろん心臓の病気ではなくとも咳は出ます。呼吸器である気管、気管支、肺に炎症や感染が起こることでも咳は誘発されます。
 
ただ、心臓の病気が原因である咳は特徴があります、1つは咳が誘発される時間帯があるということ。夜間や明け方に多い傾向にあります。
 
2つ目は咳の出方に特徴があり、カッカッと痰を吐き出すような所謂、空咳と言われる咳をすることです。
 
お家で一緒にいる時、あれ?こんな咳をしてたっけ?と疑問感じた場合、長く放っておかないで診察に来ることを強くおすすめします。
 
ただし、心臓の病気の子に多い特徴であり、すべての子に当てはまるわけではありません。
 
次に、心臓の検査を希望された場合や心臓の検査が必要だと判断された場合にどのような検査をするのかを説明します。
まずは「聴診」です、心臓の音を聴くことで雑音を聞き分けます。特にワンちゃんで多いのは逆流の音が聞こえることです。
 

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原因は心臓の左側のお部屋である左心房と左心室の間にある僧帽弁と呼ばれる弁が閉まらなくなることにより起きます。
 
次に「レントゲン検査」です。X線を使用することで心臓の大きさの評価、気管の走行や肺の様子を見ることができます。

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また、心臓の病気が悪化して起きてしまう肺水腫に陥ってないか、その傾向にあるかどうかを判断します。
 
最後に「超音波検査」です。超音波検査では心臓の動きをリアルタイムに測定することができ、主に心臓の動きや逆流の有無、収縮率や心臓内の構造を細かく見ることができます。

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超音波検査でも肺を確認することで、肺水腫になっていないか確認することができます。
 
咳が気になる!という方はそれぞれの検査によって、心臓の病気が原因の咳なのかどうか判断することができます。
 
そして、おうちの子が心臓の病気だった場合に治療を開始をするかどうかを獣医師が判断します。
 
最後になりますが、おうちの子の異変にいち早く気づいてあげれることが、疾病の進行を防ぐことにつながりますので以上の事を踏まえて一緒に過ごしてあげて下さい!
 
次回はささみ、ブロッコリーに続く優秀な食材をご紹介致しますのでご期待下さい!

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ではお元気で!

神秘の池☆

みなさんこんにちは😊

看護師の渡辺です!


早いものであっという間に9月に入りました。 
 

今年は、例年とは全く違う夏になりましたが、
家で楽しく過ごせる方法を子供達と考えたり、韓国ドラマにハマったり(Netflixに入りました笑)なんだかんだ楽しく過ごしています☺️!


ですが本来はどちらかというとアウトドア派な我が家。
家族で旅行に行ったり、大自然を満喫するのが大好きなので、やはり早く色々なところに行きたいなーと思ってしまいます。
 
 
そこで!
今回は以前遊びに行って、とてもとっっっても良かった大自然満喫スポットのご紹介です☺️!
 
 
 そこは、、、
 
 
 
長野県の白馬にある、『八方池』です!!
 
 

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※画像お借りしました
 
 
 
 
山の途中まで車で行き、そこから2つのリフトを乗り継いで標高1820mまで一気にワープします!
 
 
 

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リフトってなんだかワクワクしますよね😚

 

 

 

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リフトを降りたらそこはすでに雲の上。

 

息子は初めて見る景色に圧倒されていました😝

 

ここから八方池を目指して、1.5〜2kmのトレッキングが始まります!!🏔

整備された木道が続くので、3歳の息子でも安心して登れます✨

 

 

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途中、高山植物も沢山咲いていて癒されました💗

 

 

 

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そして約2時間頑張って登っていくと、絶景の神秘の池・八方池に到着です😊!

 

 

 

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何枚写真を撮ってもキレイすぎて絵葉書のようでした。
 
途中、大変な所もありましたが、頑張った甲斐のある最高の景色でした!✨
 
 
 
下る頃にはバテバテでしたが、この場所はまた機会があれば絶対行きたいなと思います。
 
 
 

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家族の誰よりも息子が1番元気でした!👦
3歳児の体力恐るべしです、、
 
 
 
 
他にも沢山オススメの場所があるので、また次の機会にご紹介したいと思います☺️
 
 

おすすめ商品のご紹介☆

 

 

皆さんこんにちは😊
看護師の外崎です。

当院にて、9/27(日)までおすすめしている商品をご紹介します!

 


①オーツホイップクリームジャンプー

Point❶オーツトリプル処方:皮膚の痒みを抑え被毛を保護、保湿し潤いを保ちます。
Point❷自然成分配合の優しい泡で、擦らず優しく洗え敏感肌の子にも安心して使えます。(人工の香料や着色料などは含みません)
Point❸泡状な為大変なシャンプー作業の負担を軽減でき、擦らず優しく洗えます。

期間中10%オフの価格でご案内しています。また今だけ折りたためるフードボウルもプレゼント!

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②デンタルガム(犬用)
あの有名なLIONから出ているわんちゃん用のデンタルガムです。

point❶独自の構造で歯の汚れを落とします。
point❷明日葉ポリフェノール配合で様々な栄養素をバランス良く含みます。
point❸ミルク風味でわんちゃんの喜ぶ美味しさです。
point❹米,小麦,とうもろこしは不使用なので、愛犬のアレルギー配慮しています。

この期間中は、1袋(14本入)を1袋ご購入につき、3本サービスでプレゼント致します!

 

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③デンタルバイオ(犬・猫用)
口腔内プロバイオティクス(善玉菌)とラクトフェリン(抗菌作用等のある特殊なタンパク質)を配合しており、口腔内の健康をサポートします。(口臭軽減など)

point❶錠剤タイプで、1粒が小さい為食べやすいです。
point❷チキンフレーバーで嗜好性が良いです。。
point❸2〜4週間で効果は出ますが、その後は予防としても続けられます。

サンプルもお渡ししているので、お気軽にお声がけ下さい♪

 

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④メニワンアイ(サプリメント)
目の健康維持を考慮したサプリメント

point❶アスタキサンチンとビタミンEにより目を健康に保ちます。
point❷ビール酵母を加えより食べやすくなりました。

こちらのサプリメントもサンプルをお渡ししているので、気になる方は、獣医の指示の元是非試してみてください♪
さらに、フードの日(毎週土曜日)は1箱〜ご購入で10%OFFとなりますので、是非ご利用ください♪

 

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この次におすすめする商品も考え中ですので、楽しみにしていてくださいね😊

 

ぶらり散歩

皆さん、こんにちは!獣医師の竹島です!

暑さもようやくピークを過ぎたようですが、

まだまだムッとする暑さが続いていますねー

通勤時にはすごい量の汗をかいてしまいます💦

(着替え持参で出勤しています!👕)

 

これだけ暑いと休日はずっと家に引きこもっています。コロナウイルスのこともあって、ここ最近は遠くへの外出が出来ず、我慢の日々です。

 

去年までは休日はよく公園にお散歩に出かけていました🚶

それでは散歩中に撮った写真を少し紹介したいと思います。

 

春は桜を見に行きましたー

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お気に入りの絶景ポイントです!

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去年の夏も暑かったです

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たまにモーニングを食べに出かけたりも

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これまでみたいに気兼ねなく外出できる日々が

早くきて欲しいです😷

今回は竹島のぶらり散歩ブログでしたー。

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ちなみにつぶらちゃんは新聞紙の中で外出自粛中です🦔

残暑☀

皆さま、こんにちは!獣医師の福島です。

 

まだまだ暑い日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

夏バテしてませんか?僕はもうバテバテです

 

最近はコロナに加え、熱中症患者も増加しているらしいので皆様も十分にお気をつけを。

 

さて、犬や猫も人と同じように熱中症になることがあります。

以前熱中症セミナーに参加したのでその時学んだことを簡単にお話したいと思います。

 

まず熱中症の症状として認められるのは

 

体が熱い

呼吸が荒い、回数が多い

ふらつき、脱力、ぐったりしている

吐き気、下痢などの消化器症状

筋肉のけいれん、意識が朦朧としているなど

 

お散歩後、激しい運動をした後、蒸し暑い部屋に長時間いた後などにこれらの症状が認められ場合、熱中症の疑いがあります。

 

少しでも熱中症の疑いがありましたらできるだけ早めに動物病院に連れて行きましょう。

 

明らかな熱中症症状があるけど、夜間などですぐに病院に連れていけない場合は、お手元にある体温計をまず肛門に入れ、すぐに体温を測りましょう。

 

そしてもし41℃を超えていたらすぐに体を冷やしましょう。

(ワンちゃんの平熱は個体差、年齢にもよりますが38〜39℃です。人よりも高いです!)

 

41℃を超えると、消化管障害、脳障害

43℃を超えると肝臓、脾臓など多臓器に障害が及び、死亡率が上昇します。

 

ワンちゃんの暑熱に対する体温調節には

蒸発(呼気中への熱の放出)

伝導(物質を介する熱の移動)

対流(空気の流れによる熱放散)

輻射(皮膚からの熱放散)

の4つがあります

 

その中で「対流」「輻射」が特に熱放散の役割を担っています

 

その上で、病院に連れていけない時にお家でやれることは…

 

シャワーで体全体に水を浴びせる(水浴)

脇や内股をアイスパックで冷やす

エアコン、扇風機で風を当てる、など

可能な限り、出来る事をしてみましょう

 

ただし、すぐに冷やさなきゃ!と思って、氷水に浸からせるのはNGです。

冷やしすぎると逆に低体温になってしまい、体温が元に戻らない場合があります。

 

冷やし始めたらこまめに体温をチェックし、どの位熱が下がったのかを確認しましょう

 

そして「39.4℃」ここまで下がったら冷やすのをやめ、一度様子を見ましょう。先程も述べましたが、これ以上熱を下げたら体温が下がりすぎで体温が戻らない場合があります。

この数字は是非覚えておきましょう!

 

状態が少しでも落ち着いたら、連れて行けるタイミングで病院に行くか、難しければ電話でそのあとどうすれば良いか指示を仰ぎましょう。

 

熱中症予防としては、

日中の散歩を避ける

こまめに水分をとる工夫をする

症状があれば、冷やす

などを心掛けましょう!

 

珍しく真面目な話をしましたが、笑

今日はこの辺にしたいと思います。

 

まだまだ暑い日が続きそうですが、皆さま良い夏をお過ごし下さい!

 

夏っぽい写真でさようなら、また次回

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去年のタイ旅行のホテルのプールです、早くまた旅行したいです

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夏といえばかき氷!いつぞやに行ったちょっと有名なかき氷屋さんのパンプキンかき氷。甘くて気持ち悪くなりました