こんにちは!
かつまペットクリニックのカウンセラー宮下ひろこです。
あっという間に8月もお盆が過ぎてしまいました。
雨が続き、夏をまだ満喫していないままに、
秋になってしまいそうですね。
年々時間の経過が早く感じるのは、
私だけでしょうか?(笑)
さていきなりですが、
皆様が一緒に暮らしている大切なペットは、
今何歳くらいでしょうか?
ご存知の方も多いかもしれませんが、
だいたい生後1年で人間の「20歳」くらい、
その後は1年毎に「4歳」ずつ足していく計算で、
だいたいペットの年齢を人間の年齢に換算できます。
(あくまでも簡易計算ですので、ご参考まで)
だいたい8歳をこえてくると、
先程の計算ではすでに50歳に近い年齢。
人間もそうですが、
40〜50代になると、
どこか体の衰えを感じ始めます。
(私もそうです…笑)
動物病院では、
健康で過ごしている動物たちと、
年に1度の予防接種などで会うことが多いです。
久しぶりにお会いすると、
たった1年でも動物の表情や体の動かし方、
食欲などに年齢的な変化があらわれています。
このあいだも
ワクチン接種に来院した飼い主さんから、
「最近、年のせいか散歩に行きたがらない、
食べ物にも好き嫌いが増えてきた」
とお聞きして、
念のために検査をおすすめしました。
担当の獣医師とも相談し、
血液検査とエコー検査をしてくださいました。
すると、
幸いお薬の投薬で改善できる、初期の病気がわかり、
早期に対応することができました。
その飼い主さんからは、
「薬で治るものでホッとした。
これからは定期的に検査してあげたいです」
とおっしゃっていただき、私も安心しました。
シニアの年齢にさしかかると、
いろんな変化が「年齢の問題」になりがちですが、
まずは人間同様に健康診断をしていただけると、
獣医師としても安心です。
今回お伝えしたかったのは、
「もっと早くやってあげておけば良かった」と
後から後悔しないためにも、
ぜひ定期的な健康診断を
早めに始めていただき、
少しでも多くの方に『安心』をお届け出来たらと思ったからです。
動物も人と同じ。
動物の年齢や状態によって、
必要な検査内容も変わってきます。
病気の早期発見のためにも、
早めの定期検診をおすすめします。
===== ご案内 =====
秋からは新しい健康診断のコースを準備中です。
検査結果に基づいた食事のアドバイスや、
そのこに合ったフードをご提案します。
院内も秋の準備が始まっています!
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詳細については、お気軽に院内でご相談ください。