こんにちは、広報チームです。
「結石」ってきいたことありますか?
「膀胱の中に石がある」「おしっこの通り道に石がある」
この「石」が結石です。
尿の中のさまざまな成分が、いろいろな原因で塊(結晶)を作り、最終的にはっきりとした形を作り結石となります。
普通はない石が落ちていたらどうでしょう?
じゃまですね、それどころか通れなくなってしまうかもしれません。
そういうわけで、尿路結石症は、重症例では尿が出ない、命にかかわる病気なることもあり、さまざまな治療法が確立されています。
その中でも、新たに開発され、海外そして日本でも有効性が評価されている方法が「SUBシステム(皮下尿管バイパス)移植術」です。
すごく簡単にいうと、通れなくなる道の代わりになる新しい道を作ってあげる方法です。
内科的にコントロールできない尿管疾患の犬(とくに小型犬)や猫に間違いなく効果的ですが、その手術方法や手術後の管理法はまだ一般的ではなく、限られた施設でしか受けることはできません。
当院では院長の勝間がドライラボセミナーに参加し、国内のSUBシステム第一人者である日本大学の浅野教授に、直接指導を受けております。
動物の尿路疾患でお悩みの方、よろしければご相談ください。