こんにちは、獣医師の藤井です。
先日ネギミソラーメンが妙においしくて、スープを残すのにやや苦労しました(人並みに長生きしたいので、全部は飲みません)。
人はある程度の年齢になれば、自ら食べるものの内容と量を決められるわけですが、ペットちゃんたちはなかなかそうはいきません。
飼主さんが用意したものが全てです。
とは言っても、最近の愛情たっぷりに育ったペットちゃんたち、なかなかグルメで気に入らないものは残してしまうこともありますね。
単に嫌いなのか、それとも具合が悪いのか、飼主さんは心配になってしまいますよね。
先日来てくれたももちゃん、こんなにかわいいけどおばあちゃんなポメラニアンです。
実はいろいろな病気と戦っているももちゃん、飲んでいるお薬は10種類近く、急変することもあるため、長時間お留守番になるときは入院しています。
なかなかはっきりした性格のため、気に入らないものはがんとして食べてくれません。
最近のお気に入りはおイモ。
ちぎってあげると少しずつ食べてくれます。
サツマイモの栄養成分を考えるといまのももちゃんには合っているので、気に入っている間はたくさん食べてもいいことになりました。
ももちゃんのように、ほんとは処方食フードを食べてほしいけどなかなか気に入ってくれない、すぐに飽きちゃうこ、はどうしたらいいでしょう。
このお悩み意外と多いようで、診察室でもよくきかれます。
こうしましょう!とバシッと言えればいいのですが…その個体ごとで違うし、その時々でも違うのです。
めんどうでも、お困りの際はぜひ診察で獣医師までご相談ください。
与え方を工夫したり処方食をベースにしたり、手作り食を取り入れたり、市販食のなかでもそのこに合うものを一緒に考えたり、できることはたくさんあります。
いつものごはんやおやつのパッケージを持ってきてもらうとお話がスムーズですね。
当院は毎週火曜日はフードの日、おやつやフードが10~20%offでご購入いただけます。
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