こんにちは、獣医師の藤井です。
今年はなんだか尿路系疾患、特に尿路閉塞の患者さんがとっても多いです!
わんちゃんも、ねこちゃんも
「昨日からおしっこが出づらい」
「しゃがんでいるけど、あまりでていない」
と元気なく連れてこられる子たちが連日後を絶ちません。
手術が必要になる例も多く見られます、おしっこの量は超重要な健康のバロメーター、しっかり見てあげて下さいね。
さて、本日はそんな尿路系処方フードとして根強い人気の、ヒルズさんの c/d をご紹介します。
こちらは犬猫の代表的尿石、ストルバイト尿石およびシュウ酸カルシウム尿石の発生と再発の管理をおもな目的としています。
ストルバイトは溶かして小さくすることもできますが、やや時間がかかるため早く溶かすには s/d という別のフードが用意されています。
どうして溶かすのに時間がかかるかというと、このごはんが長く食べ続けられることを目的としているからです☆
他の尿路系処方フードと比べると、ナトリウムの量をぐっと抑え、またシュウ酸塩を作る可能性のあるビタミンCの代わりにオメガ3脂肪酸やグルコサミンなどの抗酸化物質が多く含まれています。
つまり、腎臓や心臓に合併症があったり、高齢でやや免疫力の低下しがちな動物には安心して与えやすいごはんです。
ですので、まずは他のごはんや手術などである程度の大きさの尿石を取り除いた後、こちらで長期的に管理するのがお勧めです。
美味しいと評判のシチュー缶が犬猫ともに用意されいますので、グルメなこにも飽きずに続けられそうですね。
ちなみに当院の院長勝間の愛猫たちは、 c/d コンフォートを食べています。
ミルクプロテインの効果で、人がお酒を飲んだ後ふわっと楽しくなるような、そんな緊張を和らげる効果があるため、怖がりでストレス性のおしっこの病気を繰り返しがちな猫ちゃん、ぜひお試しください。
当動物病院では、毎週火曜日のフードの日にはヒルズ製品は 20%off でご購入いただけます。
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