こんにちは、獣医師の藤井です。
昨日の朝はすごい風でしたね!
駅にいくまでに傘がひっくり返り、そのまま修復不可能な状態になってしまいました( ̄▽ ̄;)
さて、身内ネタになり恐縮ですが、先日うちの母が人工股関節全置換術を受けまして、ただいま入院中です。
手術は無事成功したのですが、翌日お見舞に行こうと思ったら
「昨夜は痛みが強くてあまり眠れず、今もしんどいので来なくていいです」
…
とは言われても心配ですし、術後の生の声を聴く機会もなかなかないので、知らないふりしてお見舞にいってしまいました。
すると、点滴やらなんやらいろいろつながっていたのを抜き、一日半ぶりにお粥を食べたら少し楽になってきたそうです。
リハビリも開始されたそうで、ベッドから動けないわけでなかったので安心しました。
その翌日はお見舞にいったら歩行訓練中、シャワーも始まりとても順調な回復で、家族としてはとてもうれしいです。
B型そのものの明るい母が、術後は痛みレベル10段階としたら8くらい痛い!(ちなみにお産の痛みが10らしいです)、一瞬手術やめとけばよかった~(。´Д⊂)とまで思ったそうです。
いくら鎮痛剤を使っても、やはり痛みや違和感は感じられてしまいます。
自分で納得して手術を受けてすらそうなのですから、理解することのできない動物はどれだけ辛いでしょう。
整形外科の手術が多く、犬に人工股関節全置換術も行うことのある当院ですが、今まで以上に周術期管理を考えさせられました。
術後はスムーズに回復が進むよう、回復食を当院では使います。
高消化性、高嗜好性、回復を促す抗酸化成分が豊富です。
食欲がもどり、元気になってきたら整形疾患の場合は、その後は関節の回復を促し、ケアができるフードを食べてもらうこともあります。
せっかく行った手術、ずっと大事にしてほしいですね。
当院では毎週火曜日はフードの日、処方フードが10~20%offでご購入いただけます。
お気軽にお問い合わせください。