こんばんは、獣医師の藤井です。
少し涼しくなってきた先日、千葉の写実主義の作品を集めた「ホキ美術館」にいってきました。
建物そのものが作りこまれた、不思議な空間でした。
写実主義ばかりの美術館は初めてだったので、写真を超える作品の数々に感動させられっぱなし・・・
レモンのみずみずしさ、パンのやわらかさ、花のめしべのやわらかさ
香りまで漂いそうなすばらしいものもありました!
そのなかで気になったのはこちらの一枚
こんな模様の猫ちゃんが大好き…
なのも本当ですが
そのうえの大輪のユリ!
じつは猫のユリ中毒はあまり知られていませんが、かなりの注意が必要です。
花だけでなく、葉や茎をかじることも危険であり急性腎不全を引き起こし、それで亡くなったコも何頭かいるのです。
でもこの猫とユリ、調べてみるとけっこう昔からよく使われる美術的な組み合わせのようで
(ブドウと花瓶的な?)
http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/90810/1
昔のユリは無毒だったのかな???
何はともあれ、犬やネコに有害な植物は意外と多いです。
よく「むかむかするのか草をよく食べさせる、かってに食べる」
という飼い主さんもいらっしゃいますが、食物繊維が必要でしたらぜひフードからとることをお勧めします。
便通がよくなり、消化管の動きがよくなります。
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