こんにちは
獣医師の大塚です
コード・ブルー、みてますか?
やまぴー、ガッキー、戸田恵梨香の アレです。
ドクターヘリのフライトドクター達のドラマで、緊張の救急医療の現場をドラマチックに描いていて、医療関係者の方が医療監修、医療指導をしているらしく医療に関する内容もリアルに描写されつつ、配役も含めて登場人物たちがとても魅力的なドラマですね。
私の周りにもこのドラマのファンがとても多く、今回のサードシーズンをずっと楽しみにしていたと聞くことが多いです。
ちなみに私は見ていません。笑
ずっと見たいと思ってはいるもののテレビをみる習慣がないのでついつい見逃してしまいます。
ドラマ類は途中だけ見ることが出来ず、また1週間続きを待つことも出来ない性格のせいもあると思います。
いつか休みを利用して一気に見ようと思ってます。
なんでこんな話をしたかというと、、、
先日お休みを頂いてセミナーに行かせていただきました。
その名も
「救急入門1日集中講義 救急のいろは ~たった1日で身につける『一生もの』の救急対応力~」
動物医療関係の出版社であるinterzoo主催のセミナーで、一般的なセミナーが2~3時間程度のことが多い中休憩をはさみながら6時間!もの長時間の講義を一日で受けられるというものでした。遠くは長野や山口(!)から参加している先生方もいらっしゃった様です。
臨床経験3~5年目の獣医師がターゲットとなっていつつも内容はとても濃く、開業されている院長先生やベテランの獣医師も大勢参加されており、内容も消化するのに少し時間をかけないといけなさそうです。
講師の先生はTRVA夜間救急動物医療センター院長の中村篤史先生という方で、関東でも有数の救急動物病院で救急医療の最前線に携わっている方です。中村先生もコード・ブルーの大ファンだそうで、この方のセミナーでは毎回、コード・ブルーの話も出ます。笑
日本での動物の救急医療はここ5年程でやっと注目されてきており、これまでは少し遅れた分野でした。最近ではTRVAの中村先生をはじめ、全国で救急の動物病院が増えてきており、その質もかなり高いものになってきています。その中で学問としてもより注目されるようになり、新しい情報が色々と出てきています。
やはり、緊急の状態で運びこまれてきた動物達の中には、救うことが出来ない動物達も少なくありません。中村先生程の方でも同じだそうです。ただその中で救える命をひとつでも多くするために、日頃から良く動物を観察し、知識を蓄え、病院内のスタッフのチームワークを作ることが大切です。
また、一刻を争う状態の子がいる場合には皆様にいつも以上にお待ち頂いたり、ご予約のお時間が大きくずれこんでしまいご迷惑をお掛けすることもありますがどうかご理解、ご協力ください。よろしくお願いします。
セミナー中に質問の時間もありましたがそれでも時間が足りず、セミナー終了後も大勢の方が直接質問されていました。
長時間のセミナーにも関わらず中村先生は嫌な顔ひとつせずに丁寧に質問に答えてくださっていました。
私も質問があり、中村先生と写真を撮りたかったのですが長蛇の列だったため断念しました(笑)