こんにちは、獣医師の藤井です。
クリスマスまでもう少しですね
金魚水槽も、デコレーションシールでクリスマス仕様にしてみました。
最初は多少動揺していた金魚たちも、今はまったく無関心です。
魚といえば、先日家族がヒラメを釣ってきました。
爆釣だったようで、このサイズのヒラメがクーラーボックスが閉まらないくらいまでぎっしりでした。
すごい歯・・・
これで小魚をがっつりいくんですね。
ご存知のようにヒラメは目が左側に寄っているわけですが、生まれたときはどうでしょう?
「仔魚の間は普通の魚と同じように目が体の両側にありますが、この浮遊期の間に変態(体の形が変わること)し、全長約10mmで大人(成魚)と同じ平べったくて目が左側に寄った形となり、水深の浅い砂浜に着底(海底に着くこと)します。」
(水産総合センター HPより)
確かに小さいうちは真ん中にあるみたいですね!
成長するにつれて目が移動してしまうとは、見え方が変わって毎日が新鮮でしょうね。
見え方、というか動物が物が見えているかどうか判断するのは実際なかなかに困難です。
音や感覚に敏感な動物は、目で物を追っているように見えて、かすかな音や空気の流れに反応している場合があります。
また慣れない病院に緊張しすぎて、見えていても無反応・無関心な場合(それどころじゃない!ってかんじですかね)もあり、判断に迷うことがあります。
そういうわけで、白内障や緑内障は見えているかどうかももちろんですが、水晶体や眼圧、網膜などさまざまな検査から総合的に判断します。
いつものところ、いつものときに動けない、うろうろしてしまう、など飼い主さんがおうちで気づく異常が目の病気の早期発見につながります。
とくにシニアの動物は、日頃から様子をよくみてあげて、「このこ見えてる?」ときは迷わず受診してくださいね。
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